子どもの歯医者選びは、その後の人生を大きく左右することもあるため、慎重に行う必要があります。子どもの頃に怖い思いをしたり、辛い経験をしたりすると、それ以降の歯科治療に対する恐怖心や拒絶感が強まりやすくなります。その結果、むし歯などのお口のトラブルを放置して、重症化させてしまうことがあるのです。
そこで今回は、子どもの歯医者選びで失敗しないためのポイントについて、五泉市駅前の浅井歯科医院が詳しく解説します。お子さんの歯医者選びに迷われている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
▼子どもの歯医者選びの5つのポイント
子どもの歯医者を選ぶ際には、次の5つのポイントに着目しましょう。
【POINT1】子どもの歯科診療の経験が豊富
子どもと大人では、口内環境が大きく異なります。必要となる歯科知識やコミュニケーション能力も異なるため、小児歯科診療の経験が豊富な歯医者が望ましいです。また、歯科衛生士や歯科助手なども子どもの診療に慣れているスタッフが揃っているとなお良いでしょう。
【POINT2】キッズスペースが完備されている
歯科では、待ち時間が発生することが多いです。自分の治療を待つ時間もそうですが、一緒に受診している親御さんの治療をお子さんが待たなければならない時間もあります。そんな時に楽しく過ごせるキッズスペースがあると、お子さんも歯医者に通うのが楽しくなります。また、専属の保育士が在籍し、無料の託児サービスが受けられる歯医者であれば、保護者もさらに安心できることでしょう。
【POINT3】子どもの歯並びの治療にも対応している
小児期は、歯並びや噛み合わせの問題が起こりやすく、乳歯から永久歯へと生え変わる時期には小児矯正が必要となることが多いです。そのタイミングで気軽に相談できる歯医者は頼りになります。小児矯正を行える歯医者は、子どもの歯だけでなく、顎の骨の成長や精神面の発育にも精通していることがほとんどなので、他の治療でもそれぞれのお子さんの発育段階に合わせた処置が可能です。これはお子さんの将来までを見据えた有意義な歯科治療となります。
【POINT4】休日も診療している
平日しか診療していない歯医者だと、お仕事が忙しい家庭では通院が難しくなります。土曜日や日曜日も診療している歯医者なら、定期的な通院がしやすく、休日の突発的なトラブルにも対応してもらえます。
【POINT5】子どもを楽しませる工夫をしている
歯科医院によっては、子どもを楽しませたり、歯への関心を高めたりするためにさまざまなイベントやセミナーを行っています。こうした取り組みを行っている歯科医院は、子どもの歯科診療にも力をいれているため、歯医者嫌いになる可能性も極めて低いといえます。
【POINT6】予防を重視している
むし歯や歯周病は自然に治らない進行性の病気です。むし歯は歯質を溶かし、歯周病は顎の骨を破壊するため、予防するに越したことはありません。特に小児期のむし歯は、永久歯の生え変わりや発育にまで悪影響を与える可能性があるため、可能な限り予防したいものです。子どものむし歯の予防を重視している歯医者は信頼できるといえます。
▼歯医者さんデビューは何歳がいい?
小さなお子さんがいらっしゃるご家庭では、何歳に歯医者さんデビューをするべきか迷われているかもしれませんね。そんな時は、最初の乳歯が生えてきたタイミングで一度、歯医者さんに診てもらうのが良いでしょう。最初の乳歯は一般的に生後6~8ヵ月くらいに生えてくるため、少し早すぎるように感じるかもしれませんが、心配はいりません。
この時期に歯医者さんデビューをしておけば、お口の中の異常を早期に発見しやすくなります。また、乳歯が生え始めた時期なら、必ず予防から入ることができるので、お子さんが怖い思いや痛い思いをすることもありません。乳歯のケアの方法も早い段階から学ぶことができるため、1歳前後を目安に歯医者さんデビューを検討してみてください。もちろん、お子さんの心身の状態やご家庭の状況によっては、1歳前後で歯科を受診できないこともあるかと思います。それでも乳歯が生え揃う3歳くらいまでには歯医者さんデビューすることをおすすめします。
▼まとめ
今回は、子どもの歯医者の選び方について、五泉市駅前の浅井歯科医院が解説しました。本文でも述べた通り、子どもの歯医者選びはとても重要です。当院では、子どもの歯科治療の経験が豊富な歯科医師が優しく診療いたします。お子さんに喜んでもらえるような歯に関するイベントも多数実施しておりますので、お子さんの歯医者さんデビューをお考えの方やむし歯治療、予防処置を検討中の方は、いつでもお気軽にご相談ください。